スルガ奨学財団について
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1963年
設立 -
返還
義務の無い奨学金 -
6,000人
以上が卒業
1963年(昭和38年)、スルガ銀行からの寄附金を基金として財団法人駿河奨学会(現一般財団法人スルガ奨学財団)を設立しました。これは、孝心あつく、学業、人物ともに優秀かつ健康な高等学校生徒で、経済的理由により学業に専念できない生徒に奨学援護を行ない、社会有用の人材を育成することを目的としています。
現在は、高校生対象の奨学金制度に加え、大学生奨学金制度、外国人大学留学生奨学金制度、高校特別奨学金制度(高校2年生・3年生を対象とした海外研修制度)を設け、高校在学3年間、大学在学4年間、外国人留学生の大学在学2年間、それぞれ返還義務のない奨学金を給与しています。
半世紀を迎えた奨学金制度による卒業生は、2025年3月末で6,060人になりました。
卒業奨学生数
年度 | 高校 | 大学 | 外国人 | 合計 | 累計 |
---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 75 | 13 | 3 | 91 | 5,826 |
2021年度 | 45 | 17 | 3 | 65 | 5,891 |
2022年度 | 42 | 15 | 3 | 60 | 5,951 |
2023年度 | 43 | 13 | 3 | 59 | 6,010 |
2024年度 | 42 | 6 | 2 | 50 | 6,060 |
奨学生の声
スルガ奨学財団様には3年間大変お世話になり、感謝申し上げます。
スルガ奨学財団様の奨学金のおかげで高校生活を不自由なく過ごし、無事高校を卒業して、進学へ新しい一歩を踏み出すことができました。
私は、動物の専門学校に進学し、動物の看護師になるという夢に近づくことが叶いました。
これからも夢のために勉学を一生懸命励んで参ります。
スルガ奨学財団様の益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
高校3年 Mさん
スルガ奨学財団様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび娘の大学卒業に際し高校、大学と長きに渡り奨学生として奨学金を頂戴しました事に感謝申し上げたく筆を取りました。
高校生の時にはベトナムへの海外研修へ行かせていただき、ベトナムの大使館で日本の国家を演奏した事、海外の生活文化に触れた事は、本人の心の宝となりました。大変貴重な体験をさせていただきました。
また、コロナが流行りはじめた時に罹患してしまい、サマーガイダンスに出席できなかった際には心配やお見舞いのお言葉を頂戴し、どれだけ有難かったことか。
大学生の間も夢に向かって音楽の勉強を頑張ることができ、ずっと感謝の気持ちを持ちながら奨学金を有難く大切に使わせていただきました。
先の読めない時代ではありますが、いただいたご恩を忘れず、今まで学んだ事を活かし、今後は社会へ出て音楽活動を頑張り力を尽くして参りたいと存じます。
大学4年 Yさん(母)
私はインドネシアのジャカルタ市出身です。スルガ奨学財団より奨学金をいただき非常に感謝しています。
いただいたご支援のおかげで勉学に集中することができ、卒業論文を完成させ、日本での就職活動がスムーズにできました。
一時期は大学の授業とアルバイトの両立が難しいと感じていましたが、ご支援のおかげでアルバイトを一旦辞めることができ、卒業論文に集中できるようになりました。
また、就職活動の費用や交通費にも奨学金を使わせていただきました。
困難な状況を乗り越えることができたのは奨学金による支援のおかげです。
私は大学を卒業した後は、大学で学んだ知識を活かして日本で働きます。
目標としては日本で10年間ほど働き知識を身に付けたいです。その後、インドネシアに戻り、日本企業のインドネシア支社で働きたいと考えています。
これにより、日本語のスキルと知識を活かし、日本で学んだことをインドネシアに応用し、インドネシア社会を日本のように豊かにすることを目指します。
最後になりますが、貴重なご支援をいただき、心より感謝いたします。また、貴重な機会を与えていただき大変光栄に思います。
外国人留学生4年 Mさん