スルガ奨学財団スルガ奨学財団

スルガ奨学財団について

スルガ奨学財団について

1963年(昭和38年)、スルガ銀行の創業者岡野喜太郎翁生誕百年を記念し、同銀行からの寄附金を基金として財団法人駿河奨学会(現一般財団法人スルガ奨学財団)を設立しました。これは、孝心あつく、学業、人物ともに優秀かつ健康な高等学校生徒で、経済的理由により学業に専念できない生徒に奨学援護を行ない、社会有用の人材を育成することを目的としています。現在は、高校生対象の奨学金制度に加え、大学生奨学金制度、外国人大学留学生奨学金制度、高校特別奨学金制度(高校2年生を対象とした海外研修制度)を設け、高校在学3年間、大学在学4年間、外国人留学生の大学在学2年間、それぞれ返還義務のない奨学金を給与しています。創業者岡野喜太郎翁の「私どもの事業を支えてくださった世の中へささやかな恩返しがしたい。これが何らかの意味で実を結べば何も言うことはない」というおもいのとおり、今日のスルガ銀行があるのは支えていただいた多くの皆さまのお蔭であり、その恩返しとしてスルガ奨学財団を通して、日本の発展の礎となり、未来を担う子供たちの育成に力を注いでいきたいと考えています。半世紀を迎えた奨学金制度による卒業生は、2017年3月末で5,459人になりました。

卒業奨学生数

年度 高校 大学 外国人 合計 累計
2012年度 69 7 4 80 5,169
2013年度 62 7 3 72 5,241
2014年度 59 10 2 71 5,312
2015年度 61 5 4 70 5,382
2016年度 64 10 3 77 5,459

奨学生の声

3年間奨学金をいただき、ありがとうございました。おかげで塾に通ったり、勉強や部活に励み充実した高校生活をおくることができました。また、第一志望の大学にも無事に合格することができました。大学に入っても、自分の目標に向かって頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

高校3年 Sさん



この度は、奨学金を支給していただき誠にありがとうございました。奨学金を支給していただいたおかげで、授業料や教科書代などを軽減することができました。また、私の夢を支援してくださる方々がいるということが、より一層勉学に励もうという気持ちに繋がっています。今年は、大学に入学して初めてのことがたくさんありました。大学には県外から進学してきた人がたくさんいて、その地域の気候、方言、伝統、考え方など私が今まで知らなかったことがたくさんありました。さらに、私の学部は年齢層も幅広いです。大学は、それぞれの学部の専門知識だけでなく、さまざまなことを学ぶことができる場所なのだと思いました。また、後期では早期体験実習で調剤薬局と病院薬局に行きました。初めて実際の現場を自分の目で見て、医療現場における薬剤師の役割とその重要性を肌で感じることができました。また、この早期体験実習で自分は今、薬剤師になるための道を少しずつ歩んでいるのだと実感しました。私は、アルティメットというスポーツをやっています。大学生になっても、たくさんの人と 1 つの目標に向かって共に汗をかくことは、とても気持ちが良いです。また、そこでは他学部の学生と触れ合うことができ、異なる分野の話を聞くことも可能です。これは自分の知識を広めることにも役立ちますし、たくさんの人と関わることで薬剤師に必要なコミュニケーション能力も養えると思います。来年度は、今より難しい内容の講義になると思うので、自ら学び、どんどん吸収していきたいです。そして、幼いころからの薬剤師になるという夢に近づくために精一杯頑張っていきたいです。

大学1年 Sさん



拝啓
寒冷の候、貴法人におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申しあげます。この度は、奨学金を支給してくださり、誠にありがとうございました。奨学金を支給していただいたおかげで、生活費を軽減することができ、時間的・金銭的に余裕ができたため、より勉学に励むことができました。今年度は栄養生理学研究室に配属され、糖尿病に関する研究に取り組んでいます。日本では糖尿病および糖尿病予備群は 2050 万人にものぼり、成人の 5 人に 1 人が糖尿病と言われています。糖尿病の初期状態は食後高血糖で、ほとんど無症状です。食後高血糖の繰り返しは体内の多くの組織に炎症やインスリン抵抗性をもたらし、糖尿病の発症要因となります。したがって、2 型糖尿病の発症予防のために、食後高血糖の抑制は重要です。私は、現在その炎症をモニターできる抹消白血球のバイオマーカーを開発する研究に取り組んでいます。このバイオマーカーは糖尿病境界領域者に対する糖尿病発症リスクならび糖尿病罹患患者に対する合併症リスクの評価指標として用いることが期待されます。また、私は去年の5 月に京都で開催された日本糖尿病学会に出席しました。さまざまな分野の専門家が集まり、それぞれの観点から糖尿病という病気について改めて学びました。このように金銭的な心配なく、勉学や研究に専念することができたのは、貴法人から奨学金を支給していただけたおかげです。重ねて御礼申しあげます。来年度は大学院まで進学し、今の研究を続けたいと思います。将来は糖尿病の食事療法センターを立ち上げることが夢です。そのために精一杯努力していきたいと思います。末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申しあげます。
敬具

外国人留学生4年 Kさん